こんにちは、ランパパです。
先日、箱根駅伝のシューズに関する記事を書かせていただきました。
箱根駅伝について他にも調べていたのですが、そもそもルールについて知らないことばかりでした。。。
私の箱根駅伝の知識は2日間行われることと、青山学院大の監督がよくテレビに出てるくらいしか知りませんでした。
そこでマラソン初心者の私が素人なりに今さら調べてみました。
正式名称は【東京箱根間往復大学駅伝競走】
毎年1月2,3日の2日間で開催される箱根駅伝の正式名称は【東京箱根間往復大学駅伝競走】。
その名の通り、東京‐箱根間の合計217.1kmで競う学生長距離界最長の駅伝競走となります。
今年で100回目ということで歴史も古く、第1回大会が1920年2月14日に開催されました。
最初はお正月の開催ではなかったんですね。
参加校は早稲田、慶応、明治、筑波(当時は東京高師)の4校のみでした。
当時は学生の数も少なく、選手を集めることも難しかったようです。
出場枠はシード校と予選通過校+関東学生連合チーム
参加資格は関東学生陸上競技連盟加盟大学のうち、前年大会の上位10校がシード校、10月の予選会を通過した10校、そして関東学生連合を加えた合計21チームです。
関東の大学のみ資格があるんですね。
私は地元が愛知県なんですが、テレビを見ながら「愛知の大学出てないかな〜」とずっと探していました。。。
シード権は10月の予選会に参加せずとも翌年も出場権が得られるため、優勝争いはもちろん、上位10校がどこに決まるかも注目となります。
関東学生連合は予選会を通過しなかった大学の記録上位者から選ばれます。
総合優勝の他に区間賞やMVPなどさまざまな賞がある
往路と復路の総合タイムで最も早かったチームが総合優勝となりますが、他にも以下の賞があります。
往路優勝
往路タイムが最も早かったチーム
復路優勝
復路のタイムが最も早かったチーム
区間賞
各区間でタイムが最も早かった選手
MVP(金栗四三杯)
大会における最優秀選手
今大会のMVPは城西大の山本唯翔選手が選ばれました。
山本選手は5区で2年連続の区間新記録を樹立しました。
チームの優勝や区間賞は聞いたことありましたが、MVPもあったんですね。
山本選手は卒業後は実業団に入り、マラソン挑戦を表明しています。
いつかオリンピックで山本選手の姿が見れるかもしれません。
繰り上げスタート
先頭のチームに一定以上のタイム差をつけられたチームの走者が中継所に到着する前に次の走者がスタートするルールです。
これは長い区間を走る駅伝において一般道の交通規制を行っており、長時間の規制とならないようとするためです。
繰り上げスタートしたチームの選手は当然ですがタスキを受け取ることができないので、大会本部が用意したタスキをかけて走ります。
ただし、往路と復路のゴールでは大学が用意したタスキでゴールすることができます。
大会本部の配慮が素晴らしいと感じます。
復路一斉スタート
復路のスタートは以下のルールがあります。
●往路1位とのタイム差が10分以内のチームはタイム差スタート。
●往路1位とのタイム差が10分以上のチームは往路1位のスタートから10分後に同時にスタート。
ここで注意したいのが、順位はタイムによって決まるということです。
例えば往路最下位のチームが復路一斉スタートにより復路で5位になったとしても、タイムで順位が決まるため、ゴールした順番=順位となるわけではありません。
こちらも繰り上げスタート同様に交通規制によるためのルールとなっています。
なお、今年のレースでは青山学院大が往路の好記録により、8位以下の16チームが一斉スタートとなり史上最多タイとなりました。
直近10回の総合優勝校
以下に直近10回の総合優勝校をまとめました。
●90回大会 東洋大学
●91回大会 青山学院大学
●92回大会 青山学院大学
●93回大会 青山学院大学
●94回大会 青山学院大学
●95回大会 東海大学
●96回大会 青山学院大学
●97回大会 駒澤大学
●98回大会 青山学院大学
●99回大会 駒澤大学
●100回大会 青山学院大学
青山学院大学が91回大会で初優勝をしてからその後7回優勝という圧倒的な強さを誇っています。
強さの秘密を知りたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私はただ何となくテレビで見ていましたが、来年からはさらに楽しく見ることができそうです。
また、予選会にもスポットをあてた番組も放送していたみたいなのでそちらも見てみたいと思います。
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